オーディオの用語について各々頭文字別に纏めて掲載しています。
わかりにくいオーディオの専門用語を頭文字別にまとめて一つ一つ解説しています。
よく聞くけど理解していなかった用語やカタログに載っているけど意味が分からなかった用語など
ここで理解を深めてみましょう。
は行
オーディオ用語解説- ハイウェイモード
- 都市間高速道路で、進行方向にある出口やインターチェンジ、サービスエリア、パーキングエリアまでの距離や料金、そこにある施設を教えてくれる簡易地図。2画面ナビの場合、片側に通常マップを表示しておくと便利。せっかくの機能なので、使いこなして活用しよう。
- ハイパス/ローパス
- マルチウェイスピーカーやマルチアンプシステムを構築するときのフィルター(周波数濾過回路)を指す。音楽信号を低音/中音/高音と分割(デバイディング)する働きをする。通常、ハイパスとは高域の下を切り、ローパスとは低域の上を切ることをいう場合もある。アンプなどに内蔵しているハイパスフィルターをHPF、ローパスフィルターをLPFと表記することもある。
- ハイボルテージ出力
- プリアンプの出力段にPWM電源による+-電源を搭載することで、出力信号のダイナミックレンジを拡大し、プリアンプの最大出力電圧を4V以上に設定。これにより、パワーアンプの増幅率を低く抑え、歪みを低減し外部ノイズも抑制することで、優れたSN比を現実する、アンプレスヘッドユニットには不可欠なシステム。最近はレシーバーにも採用する。
- ハイレベル インプット対応
- スピーカーライン入力ともいい、アンプ内蔵のヘッドユニットからのスピーカー出力を直接パワーアンプへ入力できるように、スピーカー出力をアンプ入力レベルに変換して、パワーアンプで増幅するという、ありがたい機能。
- バスブースト
- パワーアンプなどに内蔵された機能で、20~110Hzあたりの低域を増幅させ、パワフルな重低音を得ようというもの。
- バッフルボード
- インナーバッフルと同じで、平面バッフルを意味する。背圧を考えたり、音波がバッフルの端を回ってくることがないように、ドア全体をバッフルとして作り直したり、アウター部分を大きくデザインするなど、いい音で鳴らすスピーカー取り付けには苦労が多い。
- パラメトリックEQ
- 車内は凸凹が多く、シートやガラスなどの素材も多種多様で、音楽を聴くには劣悪な状態で、音がリスナーの耳に届くまでに様々な干渉や共振が生じている。こうした音響的な干渉を改善するのがパラメトリックイコライザー
- パワーハンドリング
- パワーアンプの制動力とか駆動力とか、スピーカーを動かす能力をこう表現する。ドライビングという表現同意語。
- バスフレ/ バンドパス
- スピーカーを取り付ける箱、エンクロージャの設計方式。位相反転型の通称語をバスフレという。音波が空洞と穴で共振する「ヘルムホルツの共振」と呼ばれる原理を応用し、密閉型のエンクロージャに円筒や角筒の共鳴箱(ダクトとかポートと呼ぶ)を設け、内容積とダクトで共振させて低域を補強しようというもの。バンドパスはポート部分の構造特性により、高域の減衰効果(ハイカット)を得る方式、なだらかな減衰特性が特徴。
- ヒューズ
- ヘッドユニットで再生された音楽信号をアンプなど出力すること。プリアウト端子といい、RCAプラグで対応している。
- プリアウト
- ヘッドユニットで再生された音楽信号をアンプなど出力すること。プリアウト端子といい、RCAプラグで対応している。
- ブリッジ接続
- 簡単に説明すると、2chアンプのL側の+とR側の-にスピーカーコードを接続すると、50WX2のパワーアンプが100WX1のパワーアンプとして使えることをいう。ブリッジ接続が可能なものと、不可能なものがあるので出力表記をよく読むこと。
- ボイスガイド
- カーナビゲーションのルート案内時に、目的となる場所や曲がる交差点を、場所名と方向をその手前で音声で教えてくれる機能。合成音と肉声があるが、肉声のナチュラル音のほうが心地よい。